聖書勉強資料 > マルコの福音書の勉強資料(第16講) > 問題紙
御言葉:マルコの福音書8章27節~38節 要節:マルコの福音書8章29節
- イエスさまの弟子とは --
- イエスさまの弟子が持つべき姿勢 --
1. 27-29節を読んでみましょう。人々はイエスさまのことを、だれたと思っていましたか。弟子たちはイエスさまのことを、誰だと信じていましたか。ペテロの答え、「あなたはキリストです」はどんな意味でしょうか。人々と弟子の違いについて話してみましょう。
- 8:27 それから、イエスは弟子たちとピリポ・カイザリヤの村々へ出かけられた。その途中、イエスは弟子たちに尋ねて言われた。「人々はわたしをだれだと言っていますか。」
8:28 彼らは答えて言った。「バプテスマのヨハネだと言っています。エリヤだと言う人も、また預言者のひとりだと言う人もいます。」
8:29 するとイエスは、彼らに尋ねられた。「では、あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」ペテロが答えてイエスに言った。「あなたは、キリストです。」 --
2. 30-33節を読んでみましょう。イエス様は弟子たちにキリストのことについてどのように説明しましたか。弟子たちはそれをどのように受け止めましたか。「サタン」について、「神のこと」と「人のこと」について考えてみましょう。
- 8:30 するとイエスは、自分のことをだれにも言わないようにと、彼らを戒められた。
8:31 それから、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、殺され、三日の後によみがえらなければならないと、弟子たちに教え始められた。
8:32 しかも、はっきりとこの事がらを話された。するとペテロは、イエスをわきにお連れして、いさめ始めた。
8:33 しかし、イエスは振り向いて、弟子たちを見ながら、ペテロをしかって言われた。「下がれ。サタン。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」 --
3. 34節を読んでみましょう。イエス・キリストの弟子とは、どんな人々のことを指しますか。イエスさまはどのような弟子をお求めになっていたのでしょうか。
- 8:34 それから、イエスは群衆を弟子たちといっしょに呼び寄せて、彼らに言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。 --
- 弟子の第一条件、自分を捨てること。 --
- 弟子の第二の条件、自分の十字架を負うこと。 --
4. 35-38節を読んでみましょう。「私と福音のために命を失う」とは何を意味しますか。姦淫と罪の時代に、イエス様とそのことばはどのように扱われますか。しかし、そのような人々の結末はどうなりますか。
- 8:35 いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしと福音とのためにいのちを失う者はそれを救うのです。
8:36 人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう。
8:37 自分のいのちを買い戻すために、人はいったい何を差し出すことができるでしょう。
8:38 このような姦淫と罪の時代にあって、わたしとわたしのことばを恥じるような者なら、人の子も、父の栄光を帯びて聖なる御使いたちとともに来るときには、そのような人のことを恥じます。」 --