聖書勉強資料 > 2011クリスマス勉強資料(第1講) > 問題紙
御言葉:ルカの福音書 1章1節~25節 要節:ルカの福音書 1章17節
1. 1-4節を読んでみましょう。著者はこの福音書をどのように書こうとしましたか。その目的は何でしょうか。
- 1:1 私たちの間ですでに確信されている出来事については、(V.2挿入)多くの人が記事にまとめて書き上げようと、すでに試みておりますので、
1:2 初めからの目撃者で、みことばに仕える者となった人々が、私たちに伝えたそのとおりを、
1:3 私も、すべてのことを初めから綿密に調べておりますから、あなたのために、順序を立てて書いて差し上げるのがよいと思います。尊敬するテオピロ殿。
1:4 それによって、すでに教えを受けられた事がらが正確な事実であることを、よくわかっていただきたいと存じます。 --
- すでに受けた事柄が事実であることを、知らせたい、--> イエス・キリストのこと --
2. 5-7節を読んでみましょう。ザカリヤとエリサベツはどんな時代に生きていましたか。そのような時代に、彼らはどんな生活をしていたのでしょうか。そのような生活をする(6)ために伴う苦しみと、また喜びについて、考えてみましょう。ザカリヤ夫婦にはどんな問題がありましたか。
- 1:5 ユダヤの王ヘロデの時に、アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった。
1:6 ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落度なく踏み行なっていた。
1:7 エリサベツは不妊の女だったので、彼らには子がなく、ふたりとももう年をとっていた。 --
- ユダヤの王、ヘロデの時、--> 暴権時代、ユダヤ人にとっては悲しみの時 --
- 神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落度なく踏み行っていた --
- 苦労--> 神様を信じることが難しい?
喜び--> 神様が与えてくださる喜び、霊的に満たされた満足感 --
3. 8-13節を読んでみましょう。ザカリヤに、どんな特別な機会が与えられましたか。彼が香をたく間に、主の使いが現れて、どんな喜びの知らせを伝えたのでしょうか。
- 1:8 さて、ザカリヤは、自分の組が当番で、神の御前に祭司の務めをしていたが、
1:9 祭司職の習慣によって、くじを引いたところ、主の神殿にはいって香をたくことになった。
1:10 彼が香をたく間、大ぜいの民はみな、外で祈っていた。
1:11 ところが、主の使いが彼に現われて、香壇の右に立った。
1:12 これを見たザカリヤは不安を覚え、恐怖に襲われたが、
1:13 御使いは彼に言った。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい。 --
- 主の知らせ
⇒ こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい。 --
4. 14-17節を読んでみましょう。バプテスマのヨハネは多くの人にとって、どんな点で喜びとなるのでしょうか。彼はエリヤの霊と力で、何をするのでしょうか。
- 1:14 その子はあなたにとって喜びとなり楽しみとなり、多くの人もその誕生を喜びます。
1:15 彼は主の御前にすぐれた者となるからです。彼は、ぶどう酒も強い酒も飲まず、まだ母の胎内にあるときから聖霊に満たされ、
1:16 そしてイスラエルの多くの子らを、彼らの神である主に立ち返らせます。
1:17 彼こそ、エリヤの霊と力で主の前ぶれをし、父たちの心を子供たちに向けさせ、逆らう者を義人の心に立ち戻らせ、こうして、整えられた民を主のために用意するのです。」 --
5. 18-23節を読んでみましょう。なぜザカリヤは御使いのことばを信じることができなかったのですか。そのことによって、彼はどんな訓練を受けるようになりましたか。その目的は何でしょうか。
- 1:18 そこで、ザカリヤは御使いに言った。「私は何によってそれを知ることができましょうか。私ももう年寄りですし、妻も年をとっております。」
1:19 御使いは答えて言った。「私は神の御前に立つガブリエルです。あなたに話をし、この喜びのおとずれを伝えるように遣わされているのです。
1:20 ですから、見なさい。これらのことが起こる日までは、あなたは、おしになって、ものが言えなくなります。私のことばを信じなかったからです。私のことばは、その時が来れば実現します。」
1:21 人々はザカリヤを待っていたが、神殿であまり暇取るので不思議に思った。
1:22 やがて彼は出て来たが、人々に話をすることができなかった。それで、彼は神殿で幻を見たのだとわかった。ザカリヤは、彼らに合図を続けるだけで、おしのままであった。
1:23 やがて、務めの期間が終わったので、彼は自分の家に帰った。 --
6. 24-25節を読んでみましょう。その後、エリサベツにどんなことが起こりましたか。そのことを通して、彼女は、神様について、何を知ることができたのでしょうか。
- 1:24 その後、妻エリサベツはみごもり、五か月の間引きこもって、こう言った。
1:25 「主は、人中で私の恥を取り除こうと心にかけられ、今、私をこのようにしてくださいました。」 --