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御言葉:テサロニケへの手紙第一 2章1節~20節 要節:テサロニケへの手紙第一 2章4節
1. 1-2節を読んでみましょう。パウロ一行がピリピで受けた苦しみが何ですか。しかし、続けて福音をつたえることができたのはなぜでしょうか。3-5節を読んでみましょう。パウロたちがテサロニケで福音を述べ伝えた動機と目的が何ですか。何故、パウロはこのことを思い出させていますか。
- 2:1 兄弟たち。あなたがたが知っているとおり、私たちがあなたがたのところに行ったことは、むだではありませんでした。
2:2 ご承知のように、私たちはまずピリピで苦しみに会い、はずかしめを受けたのですが、私たちの神によって、激しい苦闘の中でも大胆に神の福音をあなたがたに語りました。 --
- 2:3 私たちの勧めは、迷いや不純な心から出ているものではなく、だましごとでもありません。
2:4 私たちは神に認められて福音をゆだねられた者ですから、それにふさわしく、人を喜ばせようとしてではなく、私たちの心をお調べになる神を喜ばせようとして語るのです。
2:5 ご存じのとおり、私たちは今まで、へつらいのことばを用いたり、むさぼりの口実を設けたりしたことはありません。神がそのことの証人です。 --
2. 6-9節を読んでみましょう。パウロは使徒としての権利を主張することができますか。しかし、パウロはどんな姿勢で聖徒たちに仕えましたか。パウロはテサロニケ教会の人々をどんなに愛していましたか。そのためにどのような労苦を甘受しましたか。
- 2:6 また、キリストの使徒たちとして権威を主張することもできたのですが、私たちは、あなたがたからも、ほかの人々からも、人からの名誉を受けようとはしませんでした。
2:7 それどころか、あなたがたの間で、母がその子どもたちを養い育てるように、優しくふるまいました。
2:8 このようにあなたがたを思う心から、ただ神の福音だけではなく、私たち自身のいのちまでも、喜んであなたがたに与えたいと思ったのです。なぜなら、あなたがたは私たちの愛する者となったからです。
2:9 兄弟たち。あなたがたは、私たちの労苦と苦闘を覚えているでしょう。私たちはあなたがたのだれにも負担をかけまいとして、昼も夜も働きながら、神の福音をあなたがたに宣べ伝えました。 --
3. 10-12節を読んでみましょう。パウロはテサロニケで福音をつたえるとき、どのような生活ぶりを見せましたか。父としてパウロはテサロニケの信者たちをどのように扱いましたか。ここで、真の父としての役割について考えてみましょう。
- 2:10 また、信者であるあなたがたに対して、私たちが敬虔に、正しく、また責められるところがないようにふるまったことは、あなたがたがあかしし、神もあかししてくださることです。
2:11 また、ご承知のとおり、私たちは父がその子どもに対してするように、あなたがたひとりひとりに、
2:12 ご自身の御国と栄光とに召してくださる神にふさわしく歩むように勧めをし、慰めを与え、おごそかに命じました。 --
4. 13-16節を読んでみましょう。テサロニケの信者はパウロの言葉をどのように受け止めましたか。何故、彼らはユダヤ人の諸教会に習うものと見ていますか。ユダヤ人たちの罪とその結果が何でしょうか。
- 2:13 こういうわけで、私たちとしてもまた、絶えず神に感謝しています。あなたがたは、私たちから神の使信のことばを受けたとき、それを人間のことばとしてではなく、事実どおりに神のことばとして受け入れてくれたからです。この神のことばは、信じているあなたがたのうちに働いているのです。
2:14 兄弟たち。あなたがたはユダヤの、キリスト・イエスにある神の諸教会にならう者となったのです。彼らがユダヤ人に苦しめられたのと同じように、あなたがたも自分の国の人に苦しめられたのです。
2:15 ユダヤ人は、主であられるイエスをも、預言者たちをも殺し、また私たちをも追い出し、神に喜ばれず、すべての人の敵となっています。
2:16 彼らは、私たちが異邦人の救いのために語るのを妨げ、このようにして、いつも自分の罪を満たしています。しかし、御怒りは彼らの上に臨んで窮みに達しました。 --
5. 17-20節を読んでみましょう。パウロのテサロニケの信者たちへの愛情がどんなに大きいでしょうか。何故、こんなにもパウロはテサロニケの信者たちを愛することができたのでしょうか。
- 2:17 兄弟たちよ。私たちは、しばらくの間あなたがたから引き離されたので、・・といっても、顔を見ないだけで、心においてではありませんが、・・なおさらのこと、あなたがたの顔を見たいと切に願っていました。
2:18 それで私たちは、あなたがたのところに行こうとしました。このパウロは一度ならず二度までも心を決めたのです。しかし、サタンが私たちを妨げました。
2:19 私たちの主イエスが再び来られるとき、御前で私たちの望み、喜び、誇りの冠となるのはだれでしょう。あなたがたではありませんか。
2:20 あなたがたこそ私たちの誉れであり、また喜びなのです。 --