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聖書勉強資料 > マルコの福音書の勉強資料(第12講) > 問題紙
御言葉:マルコの福音書6章30節~45節 要節:マルコの福音書6章37a節
1. 30-33節を読んでみましょう。伝道旅行から戻って来た使徒たちは、イエス様に何を報告しましたか。彼らはどれだけの成果をあげたのでしょうか(6:12,13)。なぜイエス様は彼らを休ませようとされましたか。休ませてくださるイエス様について、考えてみましょう(マタイ11:28,29)。
- 6:30 さて、使徒たちは、イエスのもとに集まって来て、自分たちのしたこと、教えたことを残らずイエスに報告した。
6:31 そこでイエスは彼らに、「さあ、あなたがただけで、寂しい所へ行って、しばらく休みなさい。」と言われた。人々の出入りが多くて、ゆっくり食事する時間さえなかったからである。
6:32 そこで彼らは、舟に乗って、自分たちだけで寂しい所へ行った。
6:33 ところが、多くの人々が、彼らの出て行くのを見、それと気づいて、方々の町々からそこへ徒歩で駆けつけ、彼らよりも先に着いてしまった。 --
- 6:12 こうして十二人が出て行き、悔い改めを説き広め、
6:13 悪霊を多く追い出し、大ぜいの病人に油を塗っていやした。 --
- マタイ
11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。 --
2. 33-34節を読んでみましょう。イエス様は、駆けつけて来た多くの群衆を、どのようにご覧になりましたか。イエス様は彼らのために何をされましたか。「羊飼いのいない羊」のような群衆について、考えてみましょう。
- 6:33 ところが、多くの人々が、彼らの出て行くのを見、それと気づいて、方々の町々からそこへ徒歩で駆けつけ、彼らよりも先に着いてしまった。
6:34 イエスは、舟から上がられると、多くの群衆をご覧になった。そして彼らが羊飼いのいない羊のようであるのを深くあわれみ、いろいろと教え始められた。 --
- 羊飼いのいない羊とは? --
3. 35-37節を読んでみましょう。弟子たちはイエス様に何を提案しましたか。すると、イエス様は彼らに何と言われましたか。彼らに欠けているものは何でしょうか。ここで、主の弟子が持つ、あるべき姿は何であるかについて、考えてみましょう。
- 6:35 そのうち、もう時刻もおそくなったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。「ここはへんぴな所で、もう時刻もおそくなりました。
6:36 みんなを解散させてください。そして、近くの部落や村に行って何か食べる物をめいめいで買うようにさせてください。」
6:37 すると、彼らに答えて言われた。「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」そこで弟子たちは言った。「私たちが出かけて行って、二百デナリものパンを買ってあの人たちに食べさせるように、ということでしょうか。」 --
4. 38-45節を読んでみましょう。多くの群衆を食べさせるために、イエス様は弟子たちに、何を探してくるように、言われましたか。イエス様は彼らが持って来た「五つのパンと二匹の魚」を取り、それをどのようにされましたか。その結果どうなりましたか。この出来事(奇蹟)を通して、私たちは何を学ぶことができるのでしょうか。
- 6:40 そこで人々は、百人、五十人と固まって席に着いた。
6:41 するとイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて祝福を求め、パンを裂き、人々に配るように弟子たちに与えられた。また、二匹の魚もみなに分けられた。
6:42 人々はみな、食べて満腹した。
6:43 そして、パン切れを十二のかごにいっぱい取り集め、魚の残りも取り集めた。
6:44 パンを食べたのは、男が五千人であった。
6:45 それからすぐに、イエスは弟子たちを強いて舟に乗り込ませ、先に向こう岸のベツサイダに行かせ、ご自分は、その間に群衆を解散させておられた。 --