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御言葉:ルカの福音書 7章1節~17節 要節:ルカの福音書 7章9節
1. 1-5節を読んでみましょう。以前にイエス様は、カペナウムでどんな御業を行なわれましたか(4:31-37)。ある百人隊長は、病気で死にかかっていた一人のしもべを助けるために、どのようにしましたか。なぜユダヤ人の長老たちは、百人隊長に代わって、熱心にイエス様にお願いしたのでしょうか。しもべとユダヤ人たちに対する彼の思いやりについて、話してみましょう。
- luke 7: 1 イエスは、耳を傾けている民衆にこれらのことばをみな話し終えられると、カペナウムにはいられた。
luke 7: 2 ところが、ある百人隊長に重んじられているひとりのしもべが、病気で死にかけていた。
luke 7: 3 百人隊長は、イエスのことを聞き、みもとにユダヤ人の長老たちを送って、しもべを助けに来てくださるようお願いした。
luke 7: 4 イエスのもとに来たその人たちは、熱心にお願いして言った。「この人は、あなたにそうしていただく資格のある人です。
luke 7: 5 この人は、私たちの国民を愛し、私たちのために会堂を建ててくれた人です。」 --
2. 6-7a節を読んでみましょう。イエス様が百人隊長の家に近づいて来られた時、彼は友人たちを使いに出して、どんなことをイエス様に伝えましたか。イエス様に対する、彼の謙虚な態度について、話してみましょう。
- luke 7: 6 イエスは、彼らといっしょに行かれた。そして、百人隊長の家からあまり遠くない所に来られたとき、百人隊長は友人たちを使いに出して、イエスに伝えた。「主よ。わざわざおいでくださいませんように。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。
luke 7: 7a ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。 --
- 異邦人としての自分を認めていた、
イエスさまへの信頼と主ととしての確信があった。 --
3. 7b-10節を読んでみましょう。彼は、イエス様について、何を知っていたのでしょうか。イエス様が驚かれた「このような『りっぱな信仰』」とは、どのような信仰なのでしょうか。イエス様は、彼の信仰を、どのように祝福してくださいましたか。
- luke 7: 7b ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。
luke 7: 8 と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに『行け。』と言えば行きますし、別の者に『来い。』と言えば来ます。また、しもべに『これをせよ。』と言えば、そのとおりにいたします。」
luke 7: 9 これを聞いて、イエスは驚かれ、ついて来ていた群衆のほうに向いて言われた。「あなたがたに言いますが、このようなりっぱな信仰は、イスラエルの中にも見たことがありません。」
luke 7:10 使いに来た人たちが家に帰ってみると、しもべはよくなっていた。 --
- 百人隊長の信仰とは、
1.言葉についての確信
2.言葉は霊的な力がある --
4. 11-13節を読んでみましょう。イエス様がナインという町に近づかれると、どんな群れに出会われましたか。一人息子を亡くしたやもめの心はどうだったのでしょうか。イエス様は、彼女を、どのように思われましたか。なぜイエス様は、彼女に、「泣かなくてもよい」と言われたのでしょうか。
- luke 7:11 それから間もなく、イエスはナインという町に行かれた。弟子たちと大ぜいの人の群れがいっしょに行った。
luke 7:12 イエスが町の門に近づかれると、やもめとなった母親のひとり息子が、死んでかつぎ出されたところであった。町の人たちが大ぜいその母親につき添っていた。
luke 7:13 主はその母親を見てかわいそうに思い、「泣かなくてもよい。」と言われた。 --
5. 14-17節を読んでみましょう。なぜ彼女は泣かなくてもよいのでしょうか。イエス様は、死んだ青年を、どのように生き返らせてくださいましたか。この出来事は、イエス様について、何を物語っているのでしょうか(ヨハネ11:25,26)。死人が起き上がったできごとをまのあたりにした人々の反応はどうだったのでしょうか。
- luke 7:14 そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいた人たちが立ち止まったので、「青年よ。あなたに言う、起きなさい。」と言われた。
luke 7:15 すると、その死人が起き上がって、ものを言い始めたので、イエスは彼を母親に返された。
luke 7:16 人々は恐れを抱き、「大預言者が私たちのうちに現われた。」とか、「神がその民を顧みてくださった。」などと言って、神をあがめた。
luke 7:17 イエスについてこの話がユダヤ全土と回りの地方一帯に広まった。 --