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御言葉:マタイの福音書 4章1節~25節 要節:マタイの福音書 4章4節
1. 1-7節を読んでみましょう。イエス様が荒野に行かれた理由は何ですか。その時、どんな状態でしたか。悪魔の最初の試みは何でしょうか。その時、イエス様はどのように対応されましたか(申8:2,3)。悪魔の二番目の試みは何でしょうか。イエス様がどのように対応されたのかについて、話してみましょう(出17:7,申6:16)。
- 4:1 さて、イエスは、悪魔の試みを受けるため、御霊に導かれて荒野に上って行かれた。
4:2 そして、四十日四十夜断食したあとで、空腹を覚えられた。
4:3 すると、試みる者が近づいて来て言った。「あなたが神の子なら、この石がパンになるように、命じなさい。」
4:4 イエスは答えて言われた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。』と書いてある。」
4:5 すると、悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の頂に立たせて、
4:6 言った。「あなたが神の子なら、下に身を投げてみなさい。『神は御使いたちに命じて、その手にあなたをささえさせ、あなたの足が石に打ち当たることのないようにされる。』と書いてありますから。」
4:7 イエスは言われた。「『あなたの神である主を試みてはならない。』とも書いてある。」 --
- 申命記
8:2 あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試み、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。
8:3 それで主は、あなたを苦しめ、飢えさせて、あなたも知らず、あなたの先祖たちも知らなかったマナを食べさせられた。それは、人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる、ということを、あなたにわからせるためであった。 --
- 出エジプト記
17:7 それで、彼はその所をマサ、またはメリバと名づけた。それは、イスラエル人が争ったからであり、また彼らが、「主は私たちの中におられるのか、おられないのか。」と言って、主を試みたからである。 --
- 申命記
6:16 あなたがたがマサで試みたように、あなたがたの神、主を試みてはならない。 --
- 試みられる時期がある。
しかし、これらの問題、神様の言葉と信仰によって乗り越えることができる。 --
2. 8-11節を読んでみましょう。悪魔の最後の試みは何ですか。イエス様はどのように対応されましたか(申6:13)。悪魔の試みに打ち勝たれたイエス様について、話してみましょう(申8:2,5,ヘブル4:15)。
- 4:8 今度は悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて、
4:9 言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」
4:10 イエスは言われた。「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ。』と書いてある。」
4:11 すると悪魔はイエスを離れて行き、見よ、御使いたちが近づいて来て仕えた。 --
- 申命記
6:13 あなたの神、主を恐れなければならない。主に仕えなければならない。御名によって誓わなければならない。 --
- 申命記
8:2 あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試み、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。
8:5 あなたは、人がその子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを、知らなければならない。 --
- へブル人への手紙
4:15 私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯されませんでしたが、すべての点で、私たちと同じように、試みに会われたのです。 --
- 私たちの試みを、主は理解される。
主に求め、告白し、祈れば、解決策が見当たる --
- イエスさまに頼れば ⇒ 勝利できる。勝てる。
イエスさまに頼るべきである。イエスさまに告白すべきである。 --
3. 12-17節を読んでみましょう。「ヨハネが捕らえられた」と聞いて、イエス様はどこに行かれましたか。そこで何をされましたか。イエス様の宣教のメッセージは何ですか。
- 4:12 ヨハネが捕えられたと聞いてイエスは、ガリラヤへ立ちのかれた。
4:13 そしてナザレを去って、カペナウムに来て住まわれた。ゼブルンとナフタリとの境にある、湖のほとりの町である。
4:14 これは、預言者イザヤを通して言われた事が、成就するためであった。すなわち、
4:15 「ゼブルンの地とナフタリの地、湖に向かう道、ヨルダンの向こう岸、異邦人のガリラヤ。
4:16 暗やみの中にすわっていた民は偉大な光を見、死の地と死の陰にすわっていた人々に、光が上った。」
4:17 この時から、イエスは宣教を開始して、言われた。「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」 --
- 神の使命を感じ取っていました。
状況や環境を見て、神様の声を聞こうとしていた。 --
4. 18-25節を読んでみましょう。イエス様は宣教を開始されてから、一番最初にされたことは何ですか。イエス様の召されに対する弟子たちの反応はどうでしたか(20,22)。また、イエス様はガリラヤ全土を巡って何をされましたか。それに対する人々の反応はどうでしたか。
- 4:18 イエスがガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、ふたりの兄弟、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレをご覧になった。彼らは湖で網を打っていた。漁師だったからである。
4:19 イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。」
4:20 彼らはすぐに網を捨てて従った。
4:21 そこからなお行かれると、イエスは、別のふたりの兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父ゼベダイといっしょに舟の中で網を繕っているのをご覧になり、ふたりをお呼びになった。
4:22 彼らはすぐに舟も父も残してイエスに従った。
4:23 イエスはガリラヤ全土を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいを直された。
4:24 イエスのうわさはシリヤ全体に広まった。それで、人々は、さまざまの病気と痛みに苦しむ病人、悪霊につかれた人、てんかん持ちや、中風の者などをみな、みもとに連れて来た。イエスは彼らをお直しになった。
4:25 こうしてガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤおよびヨルダンの向こう岸から大ぜいの群衆がイエスにつき従った。 --
- すぐに従った、しかも、網を捨てて、舟も父の捨てて ⇒ 神様の技 --