聖書勉強資料 > マルコの福音書の勉強資料(第30講) > 問題紙
御言葉:マルコの福音書16章1節~21節 要節:マルコの福音書16章14節
1. 1-5節を読んでみましょう。安息日が終わると、どんな人たちがイエス様の墓に来ましたか。彼女たちは何を目撃したのでしょうか。
- 16:1 さて、安息日が終わったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、イエスに油を塗りに行こうと思い、香料を買った。
16:2 そして、週の初めの日の早朝、日が上ったとき、墓に着いた。
16:3 彼女たちは、「墓の入口からあの石をころがしてくれる人が、だれかいるでしょうか。」とみなで話し合っていた。
16:4 ところが、目を上げて見ると、あれほど大きな石だったのに、その石がすでにころがしてあった。
16:5 それで、墓の中にはいったところ、真白な長い衣をまとった青年が右側にすわっているのが見えた。彼女たちは驚いた。 --
- マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメは、祝福された、初めの復活の証人 --
2. 6-8節を読んでみましょう。青年は女性たちに何を話してくれましたか。青年の話を聞いた彼女たちの反応はどうでしたか。
- 16:6 青年は言った。「驚いてはいけません。あなたがたは、十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのでしょう。あの方はよみがえられました。ここにはおられません。ご覧なさい。ここがあの方の納められた所です。
16:7 ですから行って、お弟子たちとペテロに、『イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。前に言われたとおり、そこでお会いできます。』とそう言いなさい。」
16:8 女たちは、墓を出て、そこから逃げ去った。すっかり震え上がって、気も転倒していたからである。そしてだれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。 --
- イエス様に出会おうとした女たちは、お化けに出会った。 --
- すっかり、驚いていた。 --
3. 9-14節を読んでみましょう。よみがえられたイエス様はどんな人々に現れましたか。イエス様は十一人の弟子たちに現れて、何を責められたのでしょうか。
- 16:9 〔さて、週の初めの日の朝早くによみがえったイエスは、まずマグダラのマリヤにご自分を現わされた。イエスは、以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたのであった。
16:10 マリヤはイエスといっしょにいた人たちが嘆き悲しんで泣いているところに行き、そのことを知らせた。
16:11 ところが、彼らは、イエスが生きておられ、お姿をよく見た、と聞いても、それを信じようとはしなかった。
16:12 その後、彼らのうちのふたりがいなかのほうへ歩いていたおりに、イエスは別の姿でご自分を現わされた。
16:13 そこでこのふたりも、残りの人たちのところへ行ってこれを知らせたが、彼らはふたりの話も信じなかった。
16:14 しかしそれから後になって、イエスは、その十一人が食卓に着いているところに現われて、彼らの不信仰とかたくなな心をお責めになった。それは、彼らが、よみがえられたイエスを見た人たちの言うところを信じなかったからである。 --
- 復活、信じられない事件、--> これがキリスト教の核心 --
- 信者、信じられない事件、しかし、信者にとってこれが信仰の核心 --
4. 15-21節を読んでみましょう。イエス様は弟子たちにどんな使命をお与えになりましたか。また、信じる人々にはどんなしるしが伴いますか。イエス様は天に上げられた後、福音を宣べ伝える弟子たちをどのように助けてくださいますか。
- 16:15 それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。
16:16 信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。
16:17 信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、
16:18 蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」
16:19 主イエスは、彼らにこう話されて後、天に上げられて神の右の座に着かれた。
16:20 そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。〕
16:21 〔さて、女たちは、命じられたすべてのことを、ペテロとその仲間の人々にさっそく知らせた。その後、イエスご自身、彼らによって、きよく、朽ちることのない、永遠の救いのおとずれを、東の果てから、西の果てまで送り届けられた。〕 --
- 蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず --> 大変な目にあっても助かる、守られる --