聖書勉強資料 > マルコの福音書の勉強資料(第26講) > 問題紙
御言葉:マルコの福音書13章14節~37節 要節:マルコの福音書13章26節
1. 14-17節を読んでみましょう。エルサレムの滅亡の時には、どのような前兆がありますか。その時、人々が滅亡から救われるためには、どんな行動を取るべきでしょうか。
- 13:14 『荒らす憎むべきもの』が、自分の立ってはならない所に立っているのを見たならば(読者はよく読み取るように。)ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。
13:15 屋上にいる者は降りてはいけません。家から何かを取り出そうとして中に入ってはいけません。
13:16 畑にいる者は着物を取りに戻ってはいけません。
13:17 だが、その日、悲惨なのは身重の女と乳飲み子を持つ女です。 --
- エルサレムの滅亡、神の国、神が建てられた国、選民が滅びるとき、これは何を意味する。 --
2. 18-23節を読んでみましょう。イエス様は、苦難の前には何をするようと、言われましたか。その苦難はどれくらい恐ろしいものなのでしょうか。またクリスチャンたちには、どんな霊的な危機が訪れるのでしょうか。
- 13:18 ただ、このことが冬に起こらないように祈りなさい。
13:19 その日は、神が天地を創造された初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような苦難の日だからです。
13:20 そして、もし主がその日数を少なくしてくださらないなら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、主は、ご自分で選んだ選びの民のために、その日数を少なくしてくださったのです。
13:21 そのとき、あなたがたに、『そら、キリストがここにいる。』とか、『ほら、あそこにいる。』とか言う者があっても、信じてはいけません。
13:22 にせキリスト、にせ預言者たちが現われて、できれば選民を惑わそうとして、しるしや不思議なことをして見せます。
13:23 だから、気をつけていなさい。わたしは、何もかも前もって話しました。 --
- 最後の審判は、必ず来る、神様の厳しい審判の日が訪れる。 --
- 祈りなさい気をつけなさい --
3. 24-27節を読んでみましょう。苦難が続くと、どんな自然現象が起こりますか。その時人々は、イエス様がどんな御姿で来られるのを、見るようになるのですか。そしてイエス様はどのようなことをされるのですか(Ⅰテサ4:16,黙1:17,Ⅱテサ1:7)。
- 13:24 だが、その日には、その苦難に続いて、太陽は暗くなり、月は光を放たず、
13:25 星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。
13:26 そのとき、人々は、人の子が偉大な力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るのです。
13:27 そのとき、人の子は、御使いたちを送り、地の果てから天の果てまで、四方からその選びの民を集めます。 --
- デサロニケ I 4:16 主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。それからキリストにある死者が、まず初めによみがえり、 --
- 黙示録 1:17 それで私は、この方を見たとき、その足もとに倒れて死者のようになった。しかし彼は右手を私の上に置いてこう言われた。「恐れるな。わたしは、最初であり、最後であり、 --
- デサロニケ II 1:7 苦しめられているあなたがたには、私たちとともに、報いとして安息を与えてくださることは、神にとって正しいことなのです。そのことは、主イエスが、炎の中に、力ある御使いたちを従えて天から現われるときに起こります。 --
4. 28-31節を読んでみましょう。私たちは、いちじくの木から、何を学ぶことができるのでしょうか。天地が滅んでも、決して滅びることがないものは何でしょうか。
- 13:28 いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
13:29 そのように、これらのことが起こるのを見たら、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
13:30 まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。
13:31 この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。 --
- 重要な言葉は、この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。 --
5. 32-37節を読んでみましょう。終末、すなわち世の終わりの日がいつかであるのかは、誰が知っておられますか。主の再臨の日を待ち望む人が持つべき姿勢は何でしょうか。ここで、「目を覚ます」とは何を意味しているのでしょうか。
- 13:32 ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。
13:33 気をつけなさい。目をさまし、注意していなさい。その定めの時がいつだか、あなたがたは知らないからです。
13:34 それはちょうど、旅に立つ人が、出がけに、しもべたちにはそれぞれ仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目をさましているように言いつけるようなものです。
13:35 だから、目をさましていなさい。家の主人がいつ帰って来るか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、わからないからです。
13:36 主人が不意に帰って来たとき眠っているのを見られないようにしなさい。
13:37 わたしがあなたがたに話していることは、すべての人に言っているのです。目をさましていなさい。」 --
- 目を覚ますとは、
1.主人の願いと希望が分かること、
2.祈ることです。
3.気をつけること。 --