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御言葉:マルコの福音書13章1節~13節 要節:マルコの福音書13章10節
1. 1,2節を読んでみましょう。弟子の一人がイエス様に何と言いましたか。彼の言葉の中には、どんな意味が含まれているのでしょうか。イエス様は彼に何と答えられましたか。神様の宮が崩れることは、弟子たちにとって、どんな意味があるのでしょうか。
- 13:1 イエスが、宮から出て行かれるとき、弟子のひとりがイエスに言った。「先生。これはまあ、何とみごとな石でしょう。何とすばらしい建物でしょう。」
13:2 すると、イエスは彼に言われた。「この大きな建物を見ているのですか。石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」 --
2. 3-5節を読んでみましょう。弟子たちはイエス様に、何を質問したのでしょうか。弟子たちは何に気をつけるべきでしょうか。それはなぜでしょうか。「私こそそれだ」という言葉は何を意味しているのでしょうか。
- 13:3 イエスがオリーブ山で宮に向かってすわっておられると、ペテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレが、ひそかにイエスに質問した。
13:4 「お話しください。いつ、そういうことが起こるのでしょう。また、それがみな実現するようなときには、どんな前兆があるのでしょう。」
13:5 そこで、イエスは彼らに話し始められた。「人に惑わされないように気をつけなさい。
13:6 わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそそれだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。 --
3. 7,8節を読んでみましょう。弟子たちは、何について、あわててはいけないのですか。なぜそうしなければならないのでしょうか。弟子たちはどんな経験をするようになりますか。「産みの苦しみの初め」とは何を意味するのでしょうか。
- 13:7 また、戦争のことや戦争のうわさを聞いても、あわててはいけません。それは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。
13:8 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、ききんも起こるはずだからです。これらのことは、産みの苦しみの初めです。 --
4. 9,10節を読んでみましょう。弟子たちは何に気をつけていなければなりませんか。弟子たちが、総督や王たちの前に立たされることには、どんな意味があるのでしょうか。弟子たちは、迫害の中でも、福音についてどんな姿勢を持つべきでしょうか。「福音がまずあらゆる民族に宣べ伝えられなければなりません」とは何を意味しているのでしょうか。
- 13:9 だが、あなたがたは、気をつけていなさい。人々は、あなたがたを議会に引き渡し、また、あなたがたは会堂でむち打たれ、また、わたしのゆえに、総督や王たちの前に立たされます。それは彼らに対してあかしをするためです。
13:10 こうして、福音がまずあらゆる民族に宣べ伝えられなければなりません。 --
5. 11-13節を読んでみましょう。弟子たちは、人々に捕らえられ、引き渡された時に、なぜ「何を言おうか」と案じる必要がないのでしょうか。弟子たちはどんな迫害を受けるようになりますか。どんな人々が迫害の中でも、救われるのでしょうか。以上から、イエス様が弟子たちに望んでおられる生き方は、何でしょうか。
- 13:11 彼らに捕えられ、引き渡されたとき、何と言おうかなどと案じるには及びません。ただ、そのとき自分に示されることを、話しなさい。話すのはあなたがたではなく、聖霊です。
13:12 また兄弟は兄弟を死に渡し、父は子を死に渡し、子は両親に逆らって立ち、彼らを死に至らせます。
13:13 また、わたしの名のために、あなたがたはみなの者に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。 --