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聖書勉強資料
御言葉:マルコの福音書2章18-3章6節 要節:マルコの福音書2章22節
- 2:22 また、だれも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、ぶどう酒は皮袋を張り裂き、ぶどう酒も皮袋もだめになってしまいます。新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるのです。」 --
- 信仰は良いものですが、形だけが残ると、全く無益なものです。→ 信仰は形だけが残りやすい。 --
- 律法について、断食について、日曜日の礼拝について、イエス様が大事にしていることを教えている。 --
1. 18-20節を読んでみましょう。人々はイエス様のもとに来て何と言いましたか。弟子たちは、なぜ断食をしなくてもよいのでしょうか。彼らはいつ断食をするようになるのでしょうか。
- 2:18 ヨハネの弟子たちとパリサイ人たちは断食をしていた。そして、イエスのもとに来て言った。「ヨハネの弟子たちやパリサイ人の弟子たちは断食するのに、あなたの弟子たちはなぜ断食しないのですか。」
2:19 イエスは彼らに言われた。「花婿が自分たちといっしょにいる間、花婿につき添う友だちが断食できるでしょうか。花婿といっしょにいる時は、断食できないのです。
2:20 しかし、花婿が彼らから取り去られる時が来ます。その日には断食します。--
- 断食の歴史的な事例 --
- モーセは40日間断食して、十戒を受け取りました。 --
- ダニエルは10日間、野菜だけで信仰を守りました。 --
- エリヤはイゼベルから逃げ回る40日間、断食し歩きながらホレブの山に到着し、神の御声を聞きました。 --
- イエスさまは40日間の断食をして、主の御業をはじめられました。 --
- パウロもイエス様に出会い、3日間断食をして、神様の御業に仕え始めました。 --
- 断食の肉的な有益 --
- 断食をすると、病気に対する抵抗力を増加させ、体を清潔にさせ、医学的にも効果が証明されている。 --
- 断食の精神的な有益 --
- 断食をすると精神的に集中力が増し、聖霊の声に敏感に反応できるようになる。 --
- ヨハネの弟子たちやパリサイ人の弟子たちは断食 --
- 旧約では贖罪の日に断食を命じているが、パリサイ人たちは月曜日、木曜日に、敬虔の表しとして、断食をしていた。 --
- 弟子たちは、敬虔のための表しとしての、断食をしていなかった。 --
- レビの家で食事会が開かれたのは、月曜日か木曜日だったのでしょう。 --
- 一週間続く、結婚式場では断食が敬虔の表しとしての断食が撤廃されていた。 --
- 結婚式は新婦の家で行われ、準備は新郎の友たちが夕方から始まるともしびを持って準備していた。 --
2. 21,22節を読んでみましょう。なぜ真新しい布切れで古い着物の継ぎをするようなことはしないのでしょうか。「新しいぶどう酒」「古い皮袋」は何を指しているのでしょうか。新しいぶどう酒はどこに入れなければなりませんか。
- 2:21 だれも、真新しい布切れで古い着物の継ぎをするようなことはしません。そんなことをすれば、新しい継ぎ切れは古い着物を引き裂き、破れはもっとひどくなります。
2:22 また、だれも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、ぶどう酒は皮袋を張り裂き、ぶどう酒も皮袋もだめになってしまいます。新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるのです。」 --
- 新しいぶどう酒 --
- 古い皮袋 --
3. 23-28節を読んでみましょう。安息日に弟子たちは何をしましたか。パリサイ人たちはこのような光景を見て、イエス様に何と言いましたか。ところがイエス様は何と言われましたか。安息日は誰のためにあるのでしょうか。安息日の主は誰でしょうか。
- 2:23 ある安息日のこと、イエスは麦畑の中を通って行かれた。すると、弟子たちが道々穂を摘み始めた。
2:24 すると、パリサイ人たちがイエスに言った。「ご覧なさい。なぜ彼らは、安息日なのに、してはならないことをするのですか。」
2:25 イエスは彼らに言われた。「ダビデとその連れの者たちが、食物がなくてひもじかったとき、ダビデが何をしたか、読まなかったのですか。
2:26 アビヤタルが大祭司のころ、ダビデは神の家にはいって、祭司以外の者が食べてはならない供えのパンを、自分も食べ、またともにいた者たちにも与えたではありませんか。」
2:27 また言われた。「安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。
2:28 人の子は安息日にも主です。」 --
- 安息日 --
- ユダヤ人たちが休日と守っていた土曜日のこと。 --
- 神様が天と地を創造してお休みとなられた七日目のこと、イスラエルが奴隷から解放された日のこと。 --
- へブルのミシュナ(伝統の律法)には禁じられた安息日の39禁止されたこと → 畑仕事、工事、ハンマーを使う仕事、家事、動物狩、料理、作文、火を付ける作業など → これよりももっと合理的な理由をつけて禁じることを増やしていた。 --
- イエスさまの時代には、安息日に病人をいやすこと、脱穀作業などは禁じられていた。 --
- イエスさまの安息日についてのご意見 --
- 安息日は人間のために設けられたのです。人間が安息日のために造られたのではありません。 --
4. 3:1-3節を読んでみましょう。会堂にどんな人がいましたか。イエス様は片手のなえた人をどこに出させましたか。イエス様がこのようにされた理由は何でしょうか。
- 3:1 イエスはまた会堂にはいられた。そこに片手のなえた人がいた。
3:2 彼らは、イエスが安息日にその人を直すかどうか、じっと見ていた。イエスを訴えるためであった。
3:3 イエスは手のなえたその人に、「立って、真中に出なさい。」と言われた。 --
5. 4-6節を読んでみましょう。安息日にしてよいのはどのようなことでしょうか。イエス様は片手のなえた人をどのように直されましたか。これを見たパリサイ人たちは何をくわだてましたか。
- 3:4 それから彼らに、「安息日にしてよいのは、善を行なうことなのか、それとも悪を行なうことなのか。いのちを救うことなのか、それとも殺すことなのか。」と言われた。彼らは黙っていた。
3:5 イエスは怒って彼らを見回し、その心のかたくななのを嘆きながら、その人に、「手を伸ばしなさい。」と言われた。彼は手を伸ばした。するとその手が元どおりになった。
3:6 そこでパリサイ人たちは出て行って、すぐにヘロデ党の者たちといっしょになって、イエスをどうして葬り去ろうかと相談を始めた。 --