聖書勉強資料 > 2009クリスマス勉強資料(第1講) > 問題紙
御言葉:ヨハネの福音書 1章1節~18節 要節:ヨハネの福音書 1章14節
1. 1-3節を読んでみましょう。「初め」に何がありましたか。その「ことば」は誰をさしているのでしょうか(14,黙19:13,詩33:6)。なぜ著者(ヨハネ)は、「キリスト」とは言わずに、「ことば」(ロゴス)と言ったのでしょうか。「この方」と神様との関係について、話してみましょう。
- 1:1 初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
1:2 この方は、初めに神とともにおられた。
1:3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。 --
- はじめに言葉があった → イエス様を指す --
- 黙示録 19:13 その方は血に染まった衣を着ていて、その名は「神のことば」と呼ばれた。 --
- 詩編 33:6 主のことばによって、天は造られた。天の万象もすべて、御口のいぶきによって。 --
2. 4-5節を読んでみましょう。この方には何がありましたか。この「いのち」が、なぜ人のいのちになるのでしょうか(3:16,8:12,詩119:105)。
- 1:4 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
1:5 光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。 --
- ヨハネ 3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。 --
- ヨハネ 8:12 イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」 --
- 詩編 119:105 あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。 --
3. 6-9節を読んでみましょう。主がこの世に来られる前に、神様は誰をお遣わしになりましたか。その人に与えられた使命は何でしょうか(1:29)。
- 1:6 神から遣わされたヨハネという人が現われた。
1:7 この人はあかしのために来た。光についてあかしするためであり、すべての人が彼によって信じるためである。
1:8 彼は光ではなかった。ただ光についてあかしするために来たのである。
1:9 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。 --
1:29 その翌日、ヨハネは自分のほうにイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。 --
- 取り除き方、神様の手法、完璧、完全、一番の方法 --
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4. 9-13節を読んでみましょう。なぜキリストが「まことの光」なのでしょうか。この方に対して、「世」と「ご自分の民」はそれぞれ、どのように反応しましたか。しかしこの方を受け入れた人々には、どのような特権が与えられるのでしょうか。
- 1:10 この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
1:11 この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。
1:12 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。
1:13 この人々は、血によってではなく、肉の欲求や人の意欲によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。 --
5. 14-18節を読んでみましょう。御子なる神であり、「ことば」と呼ばれるお方は、どのようにされましたか(マタイ1:23)。その方から「私たち」は何を見たのでしょうか。主が私たちの間に住まわれる時、私たちはみなどのようになるのでしょうか(Ⅰヨハネ1:1-3,ルカ1:78,79)。
- 1:14 ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。
1:15 ヨハネはこの方について証言し、叫んで言った。「『私のあとから来る方は、私にまさる方である。私より先におられたからである。』と私が言ったのは、この方のことです。」
1:16 私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである。
1:17 というのは、律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからである。
1:18 いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。 --
- マタイ 1:23 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。) --
- ヨハネ第一
1:1 初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの、すなわち、いのちのことばについて、
1:2 ・・このいのちが現われ、私たちはそれを見たので、そのあかしをし、あなたがたにこの永遠のいのちを伝えます。すなわち、御父とともにあって、私たちに現わされた永遠のいのちです。・・
1:3 私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。 --